きのこは難しい

先日物件の下見をしていたら、なんともかわいいきのこを発見しました。

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ころっとした柄(?)と、ころっとした笠。

なんてかわいい!と写真を撮ったはいいものの、収穫しようかどうか迷いました。
前にミヤマウグイスカグラを、かわいくておいしそうという理由だけで食べてみたことが、
植物博士のような人にばれ、そんな危険なことはやめた方がいいですよと、
やんわり優しく注意されたのです。
たしかに。
拾い食いをしてしかも仕事中に救急車で運ばれるなんて、恥ずかしすぎる・・。

きのこなんてもっと危険な気がするので、収穫はやめ、
せめて名前だけでもと、きのこ図鑑を開いてみました。
図鑑と画面を見比べ、これだろうと予想したものがあったのですが、
森のいきもの案内人、ピッキオの人に聞いてみると、
写真一枚での判断はできないとのことでした。

なんと、きのこの専門家ですら実物を見ても間違えて、
毒きのこを食べてしまうことがあるほど、きのこの種類判断は難しいのだそうです。
しかもこのきのこはまだ幼菌
(きのこの子供をこう呼ぶのだそうです!そういえばきのこは菌のかたまりでした!)
で、成長した老菌よりも特に似たものが多いとのこと。

またきのこは、見た目だけの判別はできないことが多く、笠を裂いた時の裂け方や、
つぼ(つまりは根)の様子なども判断基準になるそうなのです。

さすが菌・・・一筋縄ではいかないことがわかりました。

わだあきこ


やられた!

こんにちは。金井です。

昨日のこと、開花を楽しみにしていたユリのつぼみをサルにやられてしまいました!

イノシシに球根を掘り返されることも無く、大きく育って、4つもつぼみを付けていたのに・・・

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サルにつぼみを食べられてしまうだなんて、思いもしませんでした。そして、無残な食べ後を捨て置いて行くのだから、悔しさ倍増です。

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高いネットフェンスでも立てておけば良かったのでしょうか・・。来年は工夫が必要です。

それにしても、残念!

金井


高所での伐採

こんにちは 桜井です。

先日我が家の伐採をして頂いた職人さんの技術が素晴らしかったので、様子を少しアップします。

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更に高く太いカラマツも枝を伐りながら頂上まで登って、丸太状にして伐り落としていきます

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他にも電線に接触したり家の方に傾いていた背の高い木々ばかり。 本来は高額となってしまうクレーン重機を用いないと出来ない伐採作業でしたが、こちらの職人さんはひょいひょいと木に登り、建物や電線に接触しないよう気を遣いながら実に器用に伐り落としていってくれます。

チェンソーをご利用の方は分かると思いますが、本来片手で横に伐れるようなものではありません。 また高所へ登る度胸ですとか腕力バランス感覚、そして樹木知識等々が全て備わらなければ出来ない作業です。 本当に凄い!! そして重機を使うよりはるかに安価に受けて下さいました。

町内の樹木のボランティアにも参加されている知識と経験が豊富な職人さんです。 高所・難所での伐採や枝の剪定が必要な木々などにお困りの方がいらっしゃいましたら、お繋ぎしますのでご相談下さい。

~桜井~


ウツギ

こんにちは。金井です。

梅雨の合間の晴れやかな日、とても気持ちの良い週末です。

さて、今が花盛りの「ウツギ」。漢字では「空木」と書くらしいのですが、理由は幹の中が空洞だから。

と、知識としては知っていたものの、先程遊歩道を歩いていて、枝が折れたウツギを発見。近寄ってみると、ほんとに空洞です。(ピンボケですみません。)

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なぜ敢えて空洞なのでしょう。不思議。

ちなみに、花はこんな感じです。

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この時期の軽井沢、日々景色に変化があってとても楽しいですよ。

金井


ハートの落し物



事務所の前を歩いていると、「新緑」がたくさん落ちていました。

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近付いてよーく見てみると・・・ハート型!?

 

正体はコレでした↓

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ハルニレの種

 

芽吹きの季節に、たくさんのハートを実らせてくれました。

ハルニレテラスの象徴でもあるハルニレの木

見上げるだけで不思議と心が癒される、幸せの木です。

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星野エリアへの山野草移植作業

こんにちは 桜井です。

この春から社内のガーデナーチームさん指揮のもと、我々別荘Naviスタッフも

星野エリアのガーデンづくりに参加しています。

昨朝の作業は、エリア内に自生している山野草を、

星野エリアを訪れた方々の目にも触れる適切な場所へ移す作業をしました。

花が咲くのはまだまだ先なので、教えてもらって気が付く種類ばかりです。

思わず踏みそうになっていた場所に芽が出ていたのは・・

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【 クリンソウ 】

  でした。 

株の中心からヒョイッと花茎がのびてくるサクラソウの仲間です。

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こちらは 
【 エンレイソウ 】
 漢名で、延齢草。

ユリ科で葉が枯れた後に採る根茎が、胃腸薬として用いられていたところから名がついたようですね。 今は一般には服用されない勧めがありますので採集して食べないようにお気をつけください。

咲くとこんな姿に
  楽しみですね。

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【 ユキザサ 】

です。

お、これも漢方薬としての効能があるとともに食用でもあるんですね。 食べられると思うと記憶に残しやすいいなあ

こちらもシーズンは
白く可憐な花を咲かせてくれます

他にも数種移植作業をしてきました。 先週移植の 
【 サクラソウ 】
も順調に育っていましたよ。 

星野エリアに咲く花々たちは、ガーデナーチームの陰ながらの作業によって 自然なままの姿を披露してくれています。 

季節折々の姿がありますが、開花の時期は一瞬です。ぜひ軽井沢の自生の植物にも興味を持っていただいて、エリア内を散策する楽しみを増やしてみて如何でしょうか

(ハルニレテラスの某所に、自然の山葵・ワサビがいま開花していますよ)

我々も今シーズン愉しみながら勉強していきます。 また、様子を報告していきますね

~桜井~


湯ノ丸高原 つつじ祭り

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こんにちは 櫻井です。
今月初旬に見頃を迎えていた、我が家の「レンゲツツジ」です。
別荘の生け垣代わりに使うものは「ドウダンツツジ」ですが、このレンゲツツジは同種の中でも随分花も木も大きく成長します。
軽井沢町内でも今月上旬には見頃を迎え、既に散り葉が青々と広がっている状態ではありますが、 この軽井沢よりも上空の、標高2000m近い湯ノ丸高原ではこれから見頃を迎えます。

【湯の丸高原つつじ祭り】 

 
http://www.tomikan.jp/

国の天然記念物指定 65万株のレンゲツツジ 日本一の大群生!
昨年、初めてこの季節の湯の丸高原へ行ってきました。
スキーでは良く行っていましたし浅間山登山で高峰にはしばしば行っていましたが、この6月下旬の湯の丸高原に広がっていた光景には・・ しばし言葉を失いました。
(昨年の様子)
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本当に理屈抜きで素晴らしかった[E:shine]
お勧めです。
今週がピークでしょうか、来軽予定がありましたら是非訪れてみてください。
〜桜井〜


木を植えました

こんにちは。辻井です。
「梅雨のはしり」を感じさせるような天気ですね。
貴重な晴れの合間を縫って、木を植えてきました。

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木というより、草みたい!?

どこに植えたかといいますと、私共が売主として
ご紹介している星野別荘地の『ハルニレの丘』です。
場所の名前にちなんで、植えたのも「春楡」の木なのです。
大木もはじめはこんなに小さいのですね。

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実は私、「木」を植えるのははじめてです。
小さな小さな苗木相手におそるおそる…

でも、植え終えた時には、数ヵ月後、来年、再来年、
数十年後の姿が楽しみな気持ちになりました。
大きくなぁれ!

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この敷地にもともとある大木の片隅に
かわいらしい苗木はあります。
近くを通られた際にはちょこっと覗いてみてください。


我が家の庭

こんにちは、佐藤です。
ここ数日の暖かさで我が家の庭が賑やかになって来ました!!
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シラネアオイ
何年越しかしら・・・とうとう咲きました!
しかもこんなに立派に!!
毎年葉っぱは出てましたが、花がず〜っと咲かないまま・・・。
う〜ん 嬉しいです^^
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バイモユリ
淡緑色の控えめな花です。
細い葉の先がくるんと巻いていて、かわいい姿です。
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イカリソウ
淡いピンクのイカリソウより先に白いイカリソウが咲きました。
写真がイマイチですが、花も葉っぱもかわいいです。
春は庭の様子が気になりますね・・・。
佐藤


「アブラチャン」

野山の緑が芽吹く前、森の中では黄みがかった木花が控えめに花開きます。
雪解けから春の新緑の間に見ることの出来る、今回のご紹介は・・

『アブラチャン』


愛称? いえいえ学名(一般名)なのです。
【アブラチャン】 (クスノキ科)
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アブラは「油」、チャンは「暦青(れきせい)」、つまり油歴青ということで、
木全体に油が多いことが名前の由来のようなのです。
この「アブラチャン」の存在と名前を知ったきっかけは、数年前のピッキオ・ネイチャーウォッチングに参加したときのことでした。 懐かしくなって(そんな前ではないのですが・・)先日アブラチャンに触れてきました。
  
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場所は星のや方面、ピッキオのトンボ池の左側に、野鳥の森入口があります。
その入口のすぐ左に大きめな「アブラチャン」の木があるんですよ!
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細い幹に触れると、しっとりとしています。
折れないようにそっと手で包み込み、指で支えながら爪先で幹をカリカリッ・・と擦りますと、 ヒノキのようは爽やかな香りが漂います。嗚呼春の爽やかな香り。。
新緑の頃には、この黄色い花も散ってしまいます。
 
視覚だけでなく、これからは嗅覚からも四季・春を感じられる植物が増えてきます。
お近くで「アブラチャン」を見つけたら、この季節ならではの姿をどうぞお楽しみ下さい。
〜桜井〜