最近すっかり暖かくなってきました。
自転車に乗ってもほほをなでていく風がとても気持ち良く、思わず微笑んでしまう季節です。
引越し祝いにとお客様からいただいたあじさい
これからが楽しみです。
前置きが長くなりましたが・・
別荘管理を担当してくれている丸山さんが今朝、オフィスにあった、
ゆらゆらしてしまい使い心地が悪かった(というか誰も使いたがらなかった)
テーブルを直してくれました。
丸山さんは軽井沢在住約30年で 軽井沢別荘Navi 全スタッフの父親的な存在。
そのへんにあった木を使ってちゃちゃっと直したとのこと。
素敵だなと思いました。
なんとなく丸山さんは、生活を楽しんでいるような気がしました。
テーブルひとつです。
新しいものを買ってもそれほど値がはるものではないはず。
でも少しだけ手を加えることによって、長く使い続けてきたこのテーブルとも、
また一緒に仕事ができます。
”エコ”という言い方もできるかもしれません。
でも、エコのために、という使命感や義務感よりも、
一つのものに手をかけ、時間をかけて長く使い続けることに価値を見出しているような気がしました。
しかもそれを楽しんでいる。
その感覚は、生き物を育てる感覚と似ているかもしれません。
1回自分の手元に来たら中途半端なことはできず、最後まで付き合う。
そして手をかけてあげなきゃいけない。
でもだからこそ思い入れがでてきて一層愛着がわくのだと思います。
新しいものも機能的だしもちろんいいのですが、
手をかけてあげなきゃいけないからこそ愛着のあるものを使い続けるのも素敵ですよね。
その価値観、そして心のゆとりが、軽井沢らしいなと感じました。
わだあきこ