四月の大雪と雪浅間

こんにちは 桜井です。
先日の大雪、驚きました。
軽井沢では4月やGWに雪が「舞う」ことはたまにあります。
ですが今回ほどこの時期に「積もった」雪は記憶にありませんでした。
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昼過ぎにパラパラと雪が舞います。
雪の結晶が宙に浮いていて驚きましたが・・蜘蛛の巣にかかった雪でした。
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夕方には営業車がほんのり白く染まります。これで充分驚いていたのですが・・
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八時過ぎにオフィスを出ると 「積雪」 の状態でありました。
お陰で季節外れ?の 雪見露天風呂を存分に楽しむことができましたが[E:spa]
凛とした空気と 舞い降りる雪のなかでの温泉、素晴らしかったです。
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翌朝起きてまたびっくり!!
四月半ばとは思えない光景にちょっと笑ってしまいました。
バタバタと暖かい町に商談へ出向き、帰った夕方には麓の雪はずいぶん溶けていましたが。。
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一夜明けた今朝は軽井沢もよく晴れ、象徴の浅間山もスッキリと姿を現してくれていました。
流石にもう、ここまでの雪浅間は今シーズンありませんでしょう
カラマツの新芽もちいさく伸びはじめていますし、
これから5月中下旬に向けて 一気に緑へと変貌を遂げていく軽井沢をまた追っていきたいと思います。
〜桜井〜


「アブラチャン」

野山の緑が芽吹く前、森の中では黄みがかった木花が控えめに花開きます。
雪解けから春の新緑の間に見ることの出来る、今回のご紹介は・・

『アブラチャン』


愛称? いえいえ学名(一般名)なのです。
【アブラチャン】 (クスノキ科)
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アブラは「油」、チャンは「暦青(れきせい)」、つまり油歴青ということで、
木全体に油が多いことが名前の由来のようなのです。
この「アブラチャン」の存在と名前を知ったきっかけは、数年前のピッキオ・ネイチャーウォッチングに参加したときのことでした。 懐かしくなって(そんな前ではないのですが・・)先日アブラチャンに触れてきました。
  
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場所は星のや方面、ピッキオのトンボ池の左側に、野鳥の森入口があります。
その入口のすぐ左に大きめな「アブラチャン」の木があるんですよ!
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細い幹に触れると、しっとりとしています。
折れないようにそっと手で包み込み、指で支えながら爪先で幹をカリカリッ・・と擦りますと、 ヒノキのようは爽やかな香りが漂います。嗚呼春の爽やかな香り。。
新緑の頃には、この黄色い花も散ってしまいます。
 
視覚だけでなく、これからは嗅覚からも四季・春を感じられる植物が増えてきます。
お近くで「アブラチャン」を見つけたら、この季節ならではの姿をどうぞお楽しみ下さい。
〜桜井〜